ヨーロッパの話と政治の話は不要
自転車に関する部分は、非常に楽しく読んだ。すっかり自転車通勤をする気になってしまった。
しかしながら、ヨーロッパの話とか、日本の道路行政の批判などは、なんか暑苦しい。
オランダは自転車国ですばらしいとあるが、あの国は、国土のほとんどが埋立地で、極めて平べったいし、ケチンボが取り柄(?)の国民性だから、自転車向きなのだ。街づくりをしてきた歴史も違うし、簡単に比べてはいけない。
暑苦しそうな部分はとばして、自転車通勤の体験記など、役に立つところだけ読むべきか。
名作
この本はいわゆる名作です。自転車に興味のない人でも面白く読めます。 疋田智の本を読むなら、まずはこのデビュー作から読むべきでしょう。
いつものように読みやすい
この夏に自転車に興味を持つようになってから、この著者の本を購入または図書館で借りています。いずれも読みやすい文章。読めば読むほど先が読みたくなる文章には感服させられます。内容は、著者のその他の本とはほぼ同じと思うので、まず入門編として読まれるには最適と思います。自転車が楽しかったなーという思い出のある人は、まず間違いなく引き付けられるでしょう。
更衣室と着替えは必須ですね。
地方勤務の頃、自転車通勤をしていました。電車+徒歩で20分の距離を自転車でも30分。時間は多少かかりましたが、春は桜を見つつ、夏はひたすら暑く、秋冬の冷え込みを肌で感じながらの通勤はやはり爽快でした。飲み会の後の終電を気にしなくても済みましたし(←飲酒運転は自転車でも違反です)。首都圏勤務の場合、自転車通勤は一気に現実味を失いますが、例えば地下鉄部分を自転車にするというのはいかがでしょうか。 本書は、日暮里から赤坂までを自転車で通勤している方が執筆しています。電車でも40分の距離が自転車でも40分そこそこなのだそうです。山手線内なら、下手をしたら地下鉄よりも早く移動できるかもしれません。 当然、道を選ばないと、案外坂の多い東京ではしんどいばかりですが、暦で意識するよりも濃密に季節を感じる事ができると思います。寄り道も楽しいし、環境問題への意識も高まります。
私もはじめました。
最近、何か感じるものがあり自転車通勤をはじめました。その際、友人に薦められて読みましたが大変面白かったです。エッセイであったり時には読み応えのある短編小説風であったり、作者の疋田さんに共感するところ大でした。自転車通勤者 通学者の方に読んでもらいたい一冊です。
知恵の森
大人の自転車ライフ (知恵の森文庫) 自転車生活の愉しみ (朝日文庫 ひ 16-1) (朝日文庫 ひ 16-1) 自転車ツーキニストの憂鬱 自転車で痩せた人 (生活人新書) じてんしゃ日記
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