プレイボーイが好き
若くハンサムな保安官クインと、美しく魅惑的な女性弁護士リサの恋の話。お互いに一目見たときから惹かれあっているのに、リサは「こういうハンサムな男性は体目当てに女を口説くもの・・・」と警戒し、お互いの職業上の立場からもクインの誘惑に抵抗するが・・・。 事件などめったに起こらない、のどかな町のはずなのに殺人事件まで起きて、2人の関係に深く絡み合う。キャンディス・キャンプの本を読むのは、この本で5冊目。 「初恋のラビリンス」や「ときめきの宝石箱」など、これまで読んだキャンディスの本は、歴史ロマンスなんだけれど、主人公は時代に先駆けた考え方をする、自立した賢い女性が多かったように思う。しかしこの本は現代が舞台。人種や文化の違いの話はでてくるが、身分や男尊女卑はない。男女のコミュニケーションのあり方も、キャンディスの他の本とは趣が異なって良かった。
ハーレクイン
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