バランスの非常にとれた良書
タイトルにもあるように、12人の様々な立場にある「普通の方達」が投資物件の購入へと踏み切っていく事例が記されている。購入へ踏み切る「目的」は人それぞれの中、著者でもある猪俣氏が色々な「手段」を伝授している。それらの「手段」を知ることができるのはもちろんだが、この本の中で著者が一番伝えたかったのは、「投資物件に対する考え方」のような気がする。色々な関連書籍では、偏った「物件を選定する基準」が紹介されているが、著者のような視点に立つことが出来なければ、不動産投資を成功させることは難しいのではないかと思う。
四十歳過ぎの私にとっても、とても参考になりました。
最近は、値下がり傾向のワンルームマンションなどへの不動産投資の本が沢山出版されています。 そんな中で、本書の特長は、投資対象を中古アパートに絞って、実際に中古アパートの大家さんになった著者自身を含めた12人の実例を分かりやすく紹介しています。どの例も比較的最近の事例で、大家さんになった方の職業や経済状態、購入までの経緯、購入したアパートのキャッシュフローなど、ことこまかに大変詳しく書かれています。本気で大家さんを目指す方には、とても参考になる本なので、ぜひご一読下さい。 私も、自分の経済状態や年齢などと照し合せて、各大家さんのケースを興味深く読ませて頂きました。 また、本書のあとがきにある「・・・自分はその物件のいいところを見つけ出して、それを活かす方法を見つけようといつも心に決めています。」の言葉から、著者の不動産投資への誠実さと前向きな態度がうかがわれます。
にじゅういち出版
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