約束に遅れて「Sorry.」とだけ言ったら、相手には「わりー、わりー」と聞こえる。「I’m sorry to be late.」と言うべき。というように、乗り物やレストランなどの場面別に、1.間違えやすい表現と、2.それがネイティブには「こう聞こえる」という説明、3.正しくは「こう言う」という例を列挙した本。後半には「ネイティブに近づく20の法則」と題して、mustとhave to の使い分け、「〜をしたい」をI want~を使わずに伝える表現などが解説されている。日本で豊富な教授経験をもつ著者だけあって、日本人がおかしやすい過ちや、辞書だけではわからないニュアンスがうまく取り上げられている。巻末の「日本で見つけたおかしな英語」はジョーク集さながら。読者は冷や汗をかいたり、ふき出したりしながら楽しめるだろう。 しかし、注意したい点がある。こうしたニュアンスがつかめるのは、英会話のある程度できる人であろう。言葉というのは言い方や表情をともなってなんぼのもの。本書で「No, thank you.」のかわりにすすめる「Thanks, but no thanks.」も、言い方ひとつでは嫌味に聞こえることもある。そういう意味で特に英語初心者には、解説を単純に鵜呑みにするのではなく、今後英語にふれる際の参考として読むようおすすめする。また本書はアメリカ英語の傾向が強いため、イギリス英語では多少ニュアンスが異なってくることにも言及しておきたい。(佐々木順子)
文法チェックに〇
外国人の英語をこんな意地悪な受け取り方するネイティブなんて、性格悪すぎる!
と思いながらも、冠詞や単数形複数形の用い方で意味が変ってしまうこと、文法項目のチェックには役立ちました。
ただ日本人が英語だと「拙者は・・・」と取れる表現を使ったり、間違えることなどでかえって友達が増えそうと思うのは私だけでしょうか?それとも単なる開き直り???
日本で使われているおかしな英語に関する説明には苦笑。
外国で変な日本語を見つけて、ツボにはまってしまうことがありますが、ネイティブの人もそう思っているのかと思うとおかしくなります・
マジメに読むか、笑って読むか、どっちでも
ホントにホントに英語の発音が正しくて
ほぼ日常的に英語を必要としている人向けで、
ちょっと英語を始めたばかりの初心者には、気力をそぐだけで、
それほど役に立つわけではないと思う。
こんなことを必死に全部覚えて、
正しく使わなければ!正しく言わなければ!と考えるから
結局、英語を使わなくなるのだと思うのだが。
ただ、読んでいると笑える。
外国人タレントがおかしな日本語をわざと使って笑いを取っているが、
知らないでやってるのは、たしかに喜劇でもあり悲劇でもある。
言葉って面白いなと思う。
初心者の頃は感心したけれど…
英語って言葉だから生ものですよね。一概にこれが正しい言い方だ、とは決め付けられないものも多々あります。私は英語初心者だった頃に買いました。そのときは「そうか、勉強になるなあ」なんて思いましたが、日本語の場合を考えてもわかるように、もっと感覚でつかんだ方が会話も楽しめるし、この本のように「この言い方はすごく失礼」とか「これはダメ」などの禁止事項が多いと、かえって萎縮してしまうのではないでしょうか。大切なのは、正しい英文法よりも、伝えようとする気持ちなんだと、海外に行った時につくづく感じました。 本の丸暗記など、とても無理な量なので、実践に役立つのかは?です。それよりも進行形はこういうイメージでネイティブは捉えているよ、冠詞のaとtheの違いはこう捉えているよ、という方が、体にすっとなじみ、私にはいいみたいです。 日本に来た海外の方が多少失礼なもの言いをしても、日本人は目くじら立てたりしないでしょう?海外の方も同じように思っているのではないかと思ってしまいますが、これは私の個人的な感想です。 時間を聞いたつもりがナンパ、というのは困りますけれど…。ちょっと読むにはいいのではないでしょうか?でもあくまで「そういうこともある」くらいにしておかないと、自分の言葉で話せなくなりそうです。
英語スランプ脱出!
〜失礼ながら図書館で借りて読みました。 プチ留学経験程度しか私は、なかなかきちんとしゃべれずに、 帰国してからも行き詰まっていました。そこで英会話の先生にすすめられたのが、 この1冊。 お!おもろい!! 寝る前にささーーーっと呼んで依頼、頭んなかに残って言葉が出てくるようになりました。 きっと自分にこれまでの英語への考え方が変わった〜〜んだと思います。 タイトルを見た時はちょっと『ドキ』っとしましたが、 根底にある(?!)著者のユーモアが出てて、 「あ、そっか、コミュニケーションって楽しんで覚えて行くものなんだなー」 って気付かされました。 間違いを指摘、というより、こんな風にいってみたら話しが早いよってな感じですかね? 一気にファンになっちゃいました。 2冊目〜〜からはきちんと買おうっと。〜
英語スランプ脱出!
〜失礼ながら図書館で借りて読みました。 プチ留学経験程度しか私は、なかなかきちんとしゃべれずに、 帰国してからも行き詰まっていました。そこで英会話の先生にすすめられたのが、 この1冊。 お!おもろい!! 寝る前にささーーーっと呼んで以来、 頭んなかにフレーズが残って言葉が出てくるようになりました。 きっと自分にこれまでの英語への考え〜〜方が変わったんだと思います。 タイトルを見た時はちょっと『ドキ』っとしましたが、 根底にある(?!)著者のユーモアが出てて、 「あ、そっか、コミュニケーションって楽しんで覚えて行くものなんだなー」 って気付かされました。 間違いを指摘、というより、こんな風にいってみたら話しが早いよってな感じですかね? 読みやすい語学書だなと思いま〜〜す。 2冊目からはきちんと買おうっと。〜
主婦の友社
その英語、ネイティブにはこう聞こえます 2 日常会話&ビジネス編 クイズ!その英語、ネイティブにはこう聞こえます―Making sense of English via quizzes その英語、ネイティブにはこう聞こえます〈3〉海外旅行パーフェクト編 その英語、ネイティブにはこう聞こえます〈4〉ビジネス会話成功編 使ってはいけない英語
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